アウトドア活動が趣味の方や、キャンプを楽しむ方々にとって、シュラフ（寝袋）は欠かせない装備の一つです。しかし、その収納方法には多くの方が頭を悩ませているのも事実。
シュラフ（寝袋）の収納に苦労していませんか？
こんな小さな収納袋に入るの？寝袋のたたみかたは？空気を上手に抜く方法は？
翌朝の片付けがいつも大変…。そんな経験はありませんか？
今回は、そんな悩みを解決するための収納術をお伝えします。
この3つのポイントを押さえることで、あなたの寝袋収納が劇的にラクになるはずです(^▽^)/
①「シュラフ（寝袋）のたたみ方」
②「シュラフ（寝袋）はのんびり空気抜き」
③「シュラフ（寝袋）足で抑え込み」
このブログでは、ダウンシュラフを効率よく、かつ簡単に収納する私なりのテクニックをご紹介します。
シュラフ（寝袋）の基本情報を簡単に解説します！
《シュラフ（寝袋）形の違いについて》
マミー型シュラフ
- 人体にフィットするデザイン
- 高い保温性
- 山岳や寒冷地に適している
封筒型シュラフ
- 箱型で足元が広い
- 使用感が快適
- 保温性はマミー型に比べると劣る
《シュラフ（寝袋）素材の違いについて》
ダウン素材
- 高い保温性
- 軽量で圧縮性が高い
- 湿気に弱く、乾燥が重要
合成繊維素材
- 湿気に強く、乾きやすい
- 重量がやや重い
- 低温下でも一定の保温性を保つ
《シュラフ（寝袋）お手入れ保管方法の違いについて》
ダウンシュラフ
- 乾燥させて湿気を避ける
- 圧縮せずに保管
- 専用洗剤での手洗い推奨
合成繊維シュラフ
- 洗濯機での洗浄が可能
- 湿気に強いが風通しの良い場所で保管
- 圧縮収納可能だが、長期間は避ける
ダウンシュラフ（寝袋）収納術紹介！
今回収納する私のダウンシュラフです。
「ナンガ（NANGA) オーロラライト 450DX レギュラー ゴールド/ネイビー（GLD/NVY）さかいやオリジナル別注モデル」
この小さな収納袋に収納します！
【寝袋のたたみ方】まずはシュラフ（寝袋）をたたみます！
①シュラフ（寝袋）を1/2の大きさにします。
シュラフのチェックは全部閉めて、中から足元をつかみ、頭の位置まで引き上げます。
②さらに半分に折りたたみ、元の寝袋から1/4の大きさにします。
☆と☆をくっつけて折りたたみます。
【寝袋の空気の抜き方】 効率的な収納ここで決まる！空気抜きのコツ
シュラフ（寝袋）の空気を抜くコツは‼
焦らず、ゆっくり抑え込む！
空気を抜くときに、何度も手で押しあてると、空気が寝袋の中で逃げてしまい、寝袋の外へ抜けにくくなります。しっかり空気を抜くには、何度も手や足で押し当てるより、押し当てたままにし、外に空気が逃げる感覚をまってから位置をずらすと、しっかり抜けやすくなります。
☆と☆をくっつけた部分をしっかり持ち、反対の手や足で全体的に空気を抜きます。
※モデルは夫です。夫は大きく、重いので私が、やるより軽快に空気を抜くことができますが、私はこの時点では、☆をつかみながら、体全体で乗っかり寝袋の空気を抜きます。
☆はずっと握ったままです。内から外に向かって、ゆっくり足をスライドさせて空気を抜きます‼
何度か繰り返します。
☆はしっかりつかみ、足で内から外へゆっく～りスライドさせます。
寝袋を1/4の大きさで、寝袋の収納袋に入る縦幅になります！
【収納袋にシュラフ（寝袋）を入れる方法】足おさえて丸めていきます！
シュラフ（寝袋）がぺったんこになったら、急いで丸めていきます。
ココが一番力が必要です‼しっかりと丸めていきましょう‼
全部丸めたら、膝でおさえて、収納袋に入れます‼
収納袋に入れる時、私の場合は、ストッキングを履くようにまず収納袋の底を押し当てて入れると、後から力を入れて押し込む必要が少なく、整えやすいです。
夫は収納袋に入るだけ入れたあと、力を使って押し込んでいます。
ここは個人差があります💦
いつもバイクキャンプで使用している寝床セットです。コンパクトに収納できました‼
【シュラフ（寝袋）収納で失敗しない方法】
1.きれいにたたむ
2．空気をしっかり抜く
3.しっかり巻く
4.あきらめ、やり直す
「4.あきらめ、やり直す」とは
収納袋に入れる際、少しずつ空気が入ってしまいます。半分くらい収納袋に入ってしまえばなんとか全部収納することはできますが、半分の入っていない時に、次から次へとどんどん寝袋が膨らんでしまう場合は、早めにあきらめて、一度広げて、空気抜きからやり直しすと方が時短になります。
化繊のシュラフ（寝袋）はさらに簡単収納できます。
真冬用のダウンシュラフは高額になってしまうため、真冬は車キャンプが多い私は、化繊のシュラフを使っています。
ダウンシュラフ（寝袋）同様、同じ収納方法で収納しています。ダウンシュラフ（寝袋）より簡単に収納ができます。
シュラフ収納の関する豆知識
【寝袋収納袋代用品はこれでOK！】収納袋をなくしてしまった時！
私の友人は、寝袋の収納袋をなくしてしまい、別売り収納袋もありますが、衣類収納袋で代用しています。しかし、コンパクトというよりぺったんになってしまいます。
キャンプ中になくした場合は、大きなジップロックの袋がおすすめです。
ジップロックは収納袋に比べてビニールが柔らかく、コンパクトになります。収納袋は、頑丈にするために少し厚手のビニール素材になっています。
何かと便利なジップロックは、非常用に大活躍します。
今回紹介した「ナンガのダウンシュラフオーロラライト450サカイヤモデル」について
ナンガのダウンシュラフオーロラライト450は、サカイヤモデルは、快適使用温度/0℃、使用限界温度/-5℃となっておりますが、私の実感としては、快適温度5℃くらいだと思います。インナーシュラフや服装によっては、快適温度が多少異なります。オーロラライトは、防水性と軽量性が魅力です。
このダウンシュラフ（寝袋）しか知りませんが、顔の傍までダウンに包まれていると、とても心地いいです。161㎝、健康体重の私では、余裕がある大きさです。
実際の使用季節は、10月11月と3月4月が使用しています。
極寒の1月終わりの真冬に、化繊シュラフ（寝袋）のなかに、このダウンシュラフ（寝袋）をインナーにしたところ、最高に暖かい寝床ができました。インナーとして、今後1月、2月も活躍予定です。
【購入理由は】
・バイクキャンプに軽量でコンパクトなシュラフが必要でした。
・ナンガは永久保証付き。
・オーロラライトの中では、2023年春時点で少し安かったです。
アマゾンで購入しました！
まとめ
私はいつもキャンプの片づけはシュラフ（寝袋）から始めます。キャンプ初心者だったころは、冬なのに汗をかくほど、シュラフ（寝袋）の収納に苦労していました。
今回紹介した収納方法では、小さなツーリングテント内でも簡単に収納することができるようになりました。
簡単なステップで、翌朝の忙しい片付けをスムーズに進めることができるはずです。
そして、力のない私でも、簡単・時短で収納することができるようになりました。
シュラフ収納に苦労している方の少しでも参考ななれたらうれしです
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